明日の帰敬式に向けて
5/10のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
先日、法善寺の境内に蜂の巣が発見されましたが、今日のニュースでは田町の札の辻にある歩道橋にも蜂が大量発生している、とテレビで流れていました。この時期は多いみたいですが、大抵は巣を作らずにまたどこかに飛びだっていくそうです。
そういう意味では、法善寺の境内にいた蜂は巣を作っていましたので、もう少し手を打つのが遅かったら危なかったかもしれません。植木屋さん曰く、嬢王蜂が一匹巣の周りを飛んでいたので、これから巣が大きくなっていくところだったみたいです。
ホント、この手の話題は、毎年手を変え品を変え法善寺を困らせてくれます。来年はどうなることやら分かりませんが、逆に楽しむくらいの気持ちで乗り越えてやろうと思います。
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明日の帰敬式に向けて
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さて、明日は法善寺で帰敬式が執り行われますので、今日はその最終準備をしておりました。帰敬式とは、仏門に入り阿弥陀仏に帰依することを誓う儀式です。おかみそりと言われる、剃刀の儀が施され(実際に剃髪はしませんが)、生前法名が授与されます。
今日ではなく事前に済ませておりましたが、準備の一つとして、奉書を折って、そこに俗名・法名・受式日などを書き入れていきました。受式された方にお渡しして、手元に残るものになりますので、その時その時の全力で丁寧に書かせて頂いております。こういうときの為に、書道を頑張っています。
受式される動機は人それぞれかもしれませんが、法善寺としては本当に慶ばしく思っています。仏教を説き、その仏教によって支えられた毎日を送ってもらいたいと思いながら日々過ごしているわけですので、帰敬式受式というのはその一つの結果だと捉えています。
当日は、ガイドブックに沿いながら式は進行されていきます。三帰依文や改悔文という、仏教や浄土真宗の教えが詰まった文章を一緒にご唱和いただきますが、何も難しいことはありません。ご唱和する内容は、事前に一緒に練習もします。
気楽に、とは言えませんが、そこまでハードルを高くすることなく、帰敬式を捉えてもらえればと思っています。まずは明日がんばります。そして次回は11月の予定ですので、まだ受式されていない方は前向きに検討していただけると幸いです。
今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。一段と気合を入れていこう。
南無阿弥陀仏
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