明日は声明学園の講師会
7/24のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
週が明けて月曜日、本来であれば息子が幼稚園、娘が保育園という日ですが、息子の幼稚園は夏休みで、娘は体調不良で保育園を早退してきました。月曜日は割と作業デーなのですが、そんなこんなでまとまった時間を取れず、明日の声明学園の講師会に向けての資料作りなどの最低限のデスクワークのみ対応できました。
そして子供達を寝かしつけて、ただいまの時刻は23時過ぎです。昼間に出来なかった仕事を少しでもここから巻き返していければと思います。お寺に住めるようになれば、この時間からでもデスクワーク以外の仕事が出来るのにな…とワーカホリックな思考を抱きつつ頑張ります。
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明日は声明学園の講師会
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ということで明日は声明学園の講師会です。中身をそこまで公にするつもりもないのですが、生徒の方でも立ち入れない場所でもありますので、『こんなことを話し合ってます』みたいなことを少しでも共有できればと思います。
大きな議題としては、①昨年度の振り返り、②新年度の授業割決め、③入学案内発送準備、となります。③は作業なので議題と呼んで良いのかわかりかねますが、まあこんな感じです。
まず①昨年度の振り返りですが、講師陣の方々が思ったこともそうですが、先日の修了式・卒業式終わりにあった茶話会にて生徒さんからいただいた意見を元に、昨年度の反省をしていきます。良かった点、悪かった点、どちらもありますが、シンプルに良かった点は継続し、悪かった点は改善していければと思います。
ちなみに、昨年度の良かった点を一つ挙げると、1・2年生の授業冒頭に偈文を読むようにしたのは良かったみたいです。1年生は三誓偈と嘆仏偈、2年生は願生偈と勧衆偈、それぞれ前期後期で分けて読んだのですが、そこまで時間も取らずよく使う偈文に触れることができ、ウォーミングアップにもなったみたいです。
逆に悪かった点を一つ挙げると、特に1年生は5月から始まる夕礼に向けての予習をしたいという声がありました。確かに私自身も見ていて、まだまだ声明に慣れ親しんでいるとは言い難い1年生にとっては、夕礼(嘆仏偈→三淘念仏和讃(三首)→回向)は大変ハードルが高いものでして、そこに対してのケアは必要かな、と感じました。
これらの反省点を生かして、②新年度の授業割決めが行われます。重要度や内容や要望によって科目のコマ数を増減させたり、講師陣の配置によって授業の構成順を変えたりしていきます。講師の方によってやはり得意な科目があったりしますので、その辺りの配慮をしつつの配置となります。
そして授業割が完成しましたら、③入学案内発送準備となります。その場で新年度の授業割を印刷し、折り作業をして各寺院にお送りしていきます。このブログでも公開しますので、案内が届かない場合はこちらでご確認いただけると幸いです。
ざっくりとですが、声明学園の講師会の流れはこんな感じです。明日に向けて本日資料作りをしていた中で気が付いたのですが、声明学園は9月から翌年7月までで授業数は始業式や修了式や卒業式を含めて41回となります。1回2時間ですので単純計算すれば82時間となるわけですが、授業外での予習復習を入れたら年間で100時間は越すことになるでしょう。
これだけの時間を声明に費やせば、それも前のめりに費やすことが出来れば、成長することも間違いありません。通い始めるときは不安もあるでしょうが、何かを始めるときには不安は付き物です。ただ、確実に声明作法は身に付いていきますので、安心してお越しいただけると嬉しいです。
今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。新年度の詳細につきましては、ブログでは明後日くらいに公開できればと思います。
南無阿弥陀仏
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