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明日は法統慶讃會

5/30のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


早いもので5月も終わろうとしています。ようやく衣替えが出来ると思いつつも、時間の流れの速さにはいつも度肝を抜かされます。


ただ、意外と涼しい日が続いている気がする今日この頃です。梅雨が来たらまた少し気温が下がるでしょうし、衣替えしなくてよかったかも、、、となる日が来るかもしれません。何にせよ、寒暖差にやられないように気を付けてまいります。


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明日は法統慶讃會

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今日から、本山では法統慶讃會(ほうとうけいさんえ)が始まりました。二日間に亘って行われる行事でして、私は今日は諸事情があったため明日出仕させていただく予定です。


報恩講が一番大きな年間行事と言われますが、2番目がこの法統慶讃會なんじゃないでしょうか。報恩講が11月末、そして法灯慶讃會が5月末ですので、図ったかのように半年ずれたタイミングです。


法統慶讃會の目的は、真実のみ教えを明らかにされた釈尊と、仏法を相続・伝承してくださった善知識の御恩徳に謝し、その法統の継承を慶ぶ御仏縁です、だそうです(by 本山のHP)。


釈尊はお釈迦様のことですが、仏法という教えを弘められたということで『教主』と呼ばれます。善知識というのはその教えをきちんと理解し、そしてそれを後の人々に伝えていかれた方々のことです。


教主から善知識が教えを受け継ぎ、そしてまた新たな善知識に受け継ぎ、と連綿とした流れの末として、今日の我々が享受できていることに感謝をして喜び勤める法要、それが法統慶讃會ということになります。


仏教が興ってから2500年以上の年月が経ちました。その間に様々な国や文化が興りましたが、ほとんどのものが廃れてしまいました。そうやって考えると仏法がまだ今日の我々にも伝え続けられているというのはとてつもないことです。


そんな奇跡に感謝の気持ちを込めながら、私も明日の法統慶讃會に出仕させていただければと思います。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。久々の本山、頑張ろう。



南無阿弥陀仏

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