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時所相応のお声明とは

  • 執筆者の写真: Nakayama Ryunosuke
    Nakayama Ryunosuke
  • 2022年10月30日
  • 読了時間: 2分

10/30のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


10月最後の週末も、終わりを迎えましたが、無事にバスケで締め括れました。怪我もしなくていけたので、何よりです。このまま『痩せる』という目標に向かって、三歩進んで二歩下がるを爆速で繰り返していければと思います。


なんだかんだ、東京は過ごしやすい気候が続いていますね。どこかのタイミングで一気に寒くなりそうで怖いですが、冬もそれなりに好きなので(美味しいものたくさんあるし)、楽しみではあったりします。風邪を引かず、怪我もせず、で今年を締めくくっていきたいところです。


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時所相応のお声明とは

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10月に入ると、本山ではない末寺では報恩講シーズンとなりますが、今日も親戚のお寺での報恩講がありましたので行ってまいりました。そこのお寺さんでも、コロナ禍真っ只中よりもお参りの方が増えているみたいで、何よりです。


お勤め自体はうちと同じなので慣れたものでしたが、周りの方の声を聞いたり、自分の役割みたいなものを意識しながらお勤めをさせていただきました。


私の祖父や父や、そして声明学園の先生方も仰っていますが、自分の声を出しすぎて周りの声が聞こえなくなってしまっては駄目だと。出来れば声のボリュームは4割くらいに抑えて、周りの音を聞くことに神経を使った方が良い、そのためには余裕のある声明をしなければいけないので、その分お稽古が必要やで、ということです。


本来出すべき高さの声、調声(最初に発生する方)の声、それに続く周りの方の声、そこらへんを意識しながら、かつ、きちんとした節で声を出すというのはなかなかに難しいものです。私自身、絶対音感とか特別な才能があるわけではありませんので、その当たりは訓練していくしかありません。


ただそうやって意識するだけで、また別の景色が見えてきた気もしています。TPOに合わせた声明を、引き出しを開け閉めするようにできるようになれたらな、と思います。


今日もブログをお読みいただきありがとうございます。まずは明日、10月を締め括っていきましょう。



南無阿弥陀仏

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