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書き初め開始

11/1のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


ついに11月に入ってしまいました。一昨日くらいから覚悟はしていたものの、いざ本当に11月になると、今年も残すところ2ヶ月か、と焦るものです。なんとなく冬の足音も聞こえてきたかなと思う今日この頃ですが、風邪には気をつけて過ごしていきましょう。


ということで、自坊での報恩講まではあと2日となりました。今日このブログを書いてからは法話の見直しをして、明日はお寺の荘厳やらなんやらを整えていきたいと思います。引き続き頑張ります。


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書道で書き初め開始

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さて、そんな今日ですが久々に書道教室に行ってきました。月に2回とはいえなかなか通いきれておらず、11月は振替込みで4回通う予定ですが、今日がその1回目でした。もはやレアキャラみたいな扱いになっていますが、頑張って通っているつもりですので許してほしいです。


そんなひさびさにも関わらず、今日は通常回ではなく、書初めの作品制作回でした。11月なのに書初め?となるかもしれませんが、年明けにみんなの作品を展示しますので、この時期に書き込んで提出をするんですね。提出するのは3作品で、『半切漢字』『角額少字数』『半切かな交じり』です。


まず『半切漢字』ですが、『神僊(仙)冰(氷)雪』の4文字を半切に縦書きしていきます。半切は毎月の課題でも出てくるサイズなので慣れているかと思いきや、そこにたった4文字で書くことはほとんどありません。字が少ないからこそ逆にバランスを取るのが難しく、なんだかよく分からないまま、まずは今日の第一回目が終わってしまった印象です。思い切るところは思い切る、控えめなところは控えてもらう、というメリハリ、侘び寂びを付けながら書き上げていきたいところです。


次に『角額少字数』ですが、半切を横に2枚並べた全紙というサイズの紙を縦に2分割したサイズになります。正方形に近い紙に、今度は『春如海』3文字を書いていきます。奇数なので、右側を2文字にするか、それとも左側を2文字にするか、など様々な選択肢があります。ある意味、落款(作品名とか書いた人の名前を書くやつ)が4文字目、みたいな扱いになるのでしょうか。どの作品も落款込みで作品なのは間違いありませんが、この少字数はその色がより強い気がします。


最後の『半切かな交じり』ですが、これは毎月やっている課題と同じ感じです。『玉すだれゆらぐともなき春風のゆくへを見せて舞ふ胡蝶かな』が書き初めのお題なのですが、ひらがなが長く並んでいたり、そもそも字数が多かったりして結構難しかったです。特にひらがなが続く部分は、どうしても表情が出しにくくなってしまいます。字の大小、広狭、長短などで表情を出していきたいところです。


写真がない中で、文字だけで書道を説明してしまい、分かりにくいことこの上なくて申し訳ありません。提出は11月15日とのことで、引き続きお寺でも書き込んでいきます。提出作品は掲載しますので、楽しみにしていただけると幸いです。


今日もブログをお読みいただきありがとうございます。書道に正解はない。



南無阿弥陀仏

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