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書作展の作品制作、方向性が決まる

8/27のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


どうなるかと注目していた、お寺の前の歩道に生えていた木の抜根問題ですが、今日からまた無事に工事が始まりました。抜根したあとの地面を均す作業をしていたと思いますが、抜根よりも時間がかかりそうです。


木がなくなったことによって、空が広くなったのは確かです。根が張りすぎたから抜かれたわけですが、地中だけではなく地上にも立派に成長していた、というわけですね。早く工事が終わって、スッキリとした歩道に出会えるのを楽しみにしています。


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書作展の作品制作、方向性が決まる

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さて、そんな今日ですが、午前中に書道教室に行ってきました。通常の授業ではなく、書作展に向けての書き込みと、作品のアドバイスを頂く回でした。放任された私は手本無しで書いているので、全体的な構成そのものもご相談させて頂きました。


今回紙のサイズは60 x 180cmで、これを横長に使います。書く課題は、歎異鈔の第二章から抜粋した部分で、大体200文字。もちろん縦書きで、つらつらと書いていきます。


まずは先生に、お寺で書いてきた作品を見ていただきました。様々なアドバイスをもらいつつ最後に、どの筆で書くのが好ましいかとお聞きすると、今まで使っていたものよりも短くて細い筆を勧められました。


実は、何となく私もそっちの方が良いんじゃないかという気がしていたので、そこからの書き込みはそっちの筆で行いました。短い分筆に墨を蓄えないので、つらつらと流れに乗りすぎるのを防ぐ効果が期待できます。


そこで書いた1枚目は、筆が小さくなった分字も小さくなってしまい、なかなか感覚を掴むことができませんでした。最後に中途半端なスペースが出来てしまったり、事が細々として読みにくかったり、まぁ1枚目だから仕方無しと前向きに捉えました。


そして書いた2枚目で、まぁまぁ納得する形で書くことができました。漸く形としてまとまったかなという手応えはありつつ、もちろん完璧ではありません。ただ、これをもとにどんどん昇華させていければいいなぁという感じです。


具体的には、前半の何処かに空間の抜けたところを作る、天の高さをもう少し揃える、といったアドバイスを先生から頂きました。それに加えて自分的には、ひらがなの形をもっとバリエーション増やして盛り込みたいと思っています。『ふ』なんか、ほぼ全部同じ形ですので。


ということで、今日の書道教室では方向性が決まってきました。9/12の提出日までそんなに日はありませんが、頑張って仕上げていきます。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。何度も書くことで、体と頭に歎異鈔が染み入ってきます。



南無阿弥陀仏

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