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書初めの提出

11/10のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日の夕方ごろ、インフルエンザワクチンの接種に行ってきました。月曜日にコロナのワクチンを打ち、木曜日にインフルのワクチンを打つ、と一週間で2回もワクチンを打つ変な週になってしまいました。今のところは副反応もなく、ちょっと腕が痛いかな?くらいです。まあこのまま過ぎ去ってくれるでしょう。


なんでも世間では、コロナとインフルに同時に罹ることを『コロフル』とかいうみたいです。明らかに造語ですし、不安を煽るだけのニュースなんだとは思いますが、罹った人曰く『かなり辛い』みたいです(#そらそうやろ)。ワクチンを打ったからと言って安心だ!というわけではありませんが、少しはコロフルからは距離を置けたのではないでしょうか。生活習慣も崩さず、サプリにも助けてもらいながら、無事に今冬を切り抜けていきたいと思います。


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書初めの提出

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さて、今日は書道教室に行ってきまして、書初めの提出をしてきました。11月なのに書初め?となるかもしれませんが、この時期に提出して展示されるのが1月になる、というわけです。毎年の如くですが、三作品を提出してきました。


まず全ての作品に共通しまして、紙は二層紙、墨は淡墨を使いました。二層紙というのはその名の通り、普通の紙を二層に重ねた紙になります。墨の染み込みが強く、普通の紙よりも淡墨との相性が良い印象です。あとは単純に二層になった分厚いため、背景の色に影響されず、より白く見えます。昨年の書き初め以来なので一年ぶりに二層紙を使いましたが、字が綺麗に見える気がするので、やっぱり好きです。


個々の作品ですが、まず一番右がかな交じりです。漢字はもちろんなんですが、個人的にはひらがなの大小を意識したつもりです。横に膨らんだり、細くなったり、それが自然な流れの中で表現できればと思い書きましたが、まだまだ難しいものです。どうしても漢字のほうが目立っちゃいますし、主役感はありますが、ひらがなでも非凡な表現をしていきたいところです。


真ん中が漢字ですが、『神僊(仙)冰(氷)雪』と書いてあります。上の2文字を大きく書き、下の2文字は右側に寄せ、空いた左側に落款を置く、という構成を考えて書いてみました。その構成自体が良いかどうかはわかりませんが、一応構成通りには書けたんじゃないでしょうか。


個人的には、『神』から『僊』への流れが気持ち良く書けたのでそこは良かったのですが、落款があまり美しくなりませんでした。なんか間伸びしてしまっていますし、その結果下の余りが少なくなったせいで、雅印も一つしか押せませんでした。落款含めての作品、と良く言われていますが、まだまだそこの域までは到達していないみたいです。


一番左が少字数で、『春如海』と書いてあります。先生からは、淡墨の雰囲気はこれが一番良いと褒めていただきました。滲む部分が、ボヤッとではなく、フワンッと広がっているほうが良いみたいです(#ミスター語)。あとは個人的には、『春』の斜めに走る線をスパッと書けたのが気持ちよかったです。じっくりと書く線もあれば、速く書く線もある、というのが少し表現できたのかもしれません。


ということで、これにて書初めは終わりました。ほっと一息も束の間、来週までには11月分の課題提出が待っています。先月の評価を見ましたが、全て昇格候補には入らず、保留となっておりました。絶好調の楷書も久しぶりの足止めとなってしまいました。それはそれで仕方ありませんので、またコツコツと頑張っていくしかありません。


今日もブログをお読みいただきありがとうございます。書道のことはブログに載せるのに、声明のことはあまり載せていないことに気がついたので、明日は声明の稽古について書きます。



南無阿弥陀仏

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