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書道11月号課題

こんばんは。

法善寺副住職の中山龍之介です。


ここ3日ほどで、妻と母が立て続けにiPhone12にしました。2人とも2時間以上かけて新しい機種に乗り換えていました。機種変ってなんであんなに時間かかるんだろうと毎回思いますが、最近のスマホだとデータ量も多いし仕方ないのかもしれません。ちなみにビデオカメラで1時間ほどの内容を撮り、そのデータをパソコンに移すのにも1時間くらいかかります。


新しいiPhone12は5G対応みたいですが、法善寺近郊ではまだ電波は安定していないようです。auの妻は全く拾いませんし、ソフトバンクの母でもたまに拾うくらいです。たまに5Gの電波を拾うと母が『ごじー来た、ごじー』と言っていて世代を感じます。ちなみに母は、Dを『デー』と言います。恥ずかしいです。


最新のスマホを2人が使いこなせるかは謎ですが、とりあえず手に入れられて嬉しそうです。おめでとうございます。

 

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書道11月号課題

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今日は午前中に書道教室に行ってきました。明日も行くので2日連続です。父の逝去に伴いお休みしていた分を振り替えてもらった形です。こういう柔軟な対応してくれるのは本当にありがたいです。


今日は2時間ぶっ通しで、11月号の競書でした。書初めの締め切りもあるため、先月に引き続き少しイレギュラーな授業となっています。


まず最初に、半紙楷書・行書、条幅漢字(4文字)、条幅まじり、条幅楷書の説明がどどーっとなされました。普段は2週に分ける内容をぎゅっとお届け、みたいな感じです。情報量多いですがメモメモしながら聞いていきます。


平時だと条幅の漢字は、条幅楷書と同じく14文字書きなのですが、今月は書初めと同じスタイルの4文字書きです。半切というサイズに、でかでかと4文字を書いていきます。お題は『琴酒嘯詠』の4文字です。琴を弾き、酒を飲み、歌をうたい、詩を作る、という意味だそうです。Life is Good的なノリですかね。


全体的に画数多めの漢字が並んでいますが、特に3文字目の『嘯』はあまり使わない漢字という事もあって難しそうです。ただ縦画も多いため見せ場にすることもできます。創作ですので、その辺りを考えながら書いてみようと思います。


条幅の楷書は、『霜落荊門江樹空 布帆無恙挂秋風』の14文字です。『霜は荊門に落ちて江樹空し、布帆恙が無く秋風に挂く』という意味だそうです。風情ありますね。


今回の課題の中で2か所、風かんむりが登場します。『帆』のつくりと『風』です。この風かんむりをきれいに書くのが苦手で、今までの課題でも何回も出てきていますが、納得して書けたことは1回も無い気がします。今日先生に相談したところ『苦手で迷っているのが字に現れているから、あんまり気にせずに書いた方がいいんじゃない?』と言われたので、早速実践しました。確かに前よりもよくなった気がしますので、聞いてよかったです。同じお金を払っているんですから、積極的に聞いた方がお得です。


11月号の課題提出は11/19になりそうです。実はこの日は書初めの提出日でもあります。書初めで3点、競書で7点、計10点の提出があります。考えるだけで恐ろしいですが、一つ一つ取り掛かって終わらせていきます。長い旅路も一歩から、やらないと始まらないし終わりませんので頑張ります。


書道を始めて1年半ほど経ちましたが、上達が目に見えるのでとても面白いです。また、ただきれいに書く、というだけでなく創作で色んな表現をしながら取り組む書道は、今まで知らない世界でしたがとても面白いです。それに、同じ漢字でも色んな形があることも学べましたので、それが創作に活きていきます。どれも相まって面白いです。


明日の書道では、久々に書譜に取り掛かる予定です。法帖は長いことご無沙汰になっていましたので少し不安ですが、まー何とかなるでしょう。楽しみです。

 

 

南無阿弥陀仏

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