書道の創作ゼミに参加
6/1のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
ついに今日から6月が始まりました。先週末がとても暑かったのでそのまま夏に突入するかと思いきや、真夏一歩手前みたいな気候が続いています。暑すぎず、気持ちの良い気候ですね。
お寺の方では、今日から衣替えです。ついに夏用の布衣を着用できるのですが、夏用と言っても重ね着するので暑さからは逃れられません。エアコンという現代の叡智に助けていただきながら過ごしていきたいと思います。
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書道の創作ゼミに参加
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今日は書道教室に行ってきました。とは言っても通常の授業ではなく、『創作ゼミ』という講座でした。その名の通り、書道作品を創作する上での基本的な考え方などを学べる講座です。私が通っている日本教育書道芸術院ではこういったゼミがいくつも用意されていて、授業以外にも各々好きなゼミを受講しています。私は約2年前に受講した『文字考ゼミ』以来の受講となりました。
水曜日か土曜日を選ぶことが出来て、計3回の講座です。今日の水曜クラスには、ざっと40名ほどの方々がいらしていたでしょうか。申し込み開始日の午前中には枠が埋まるくらいの人気ゼミだそうで、私は電話で申し込みをしましたが、始業前に外に並んでいた方もいらっしゃったそうです。それくらい期待値の高い講座ということです。
第一回目の今日は、創作する上でのポイントの前に、日本教育書道芸術院の創設者である故•大渓洗耳先生の生い立ちやらについてお話がありました。以前のブログで『何を話すかよりも、誰が話すかが大事』みたいなことを言った記憶がありますが、どんな人が、どんな思いでこの学校を創設され、そしてどんな考えで創作をされていたのか、ということをまずは知ることが大事だと思います。そうすることによって後の話も入ってきやすくなりますので、話順序としては正解かなと思います。
そしていきなり驚いたのですが、大渓先生は新潟県の真宗大谷派のお寺出身だそうです。6人兄弟の末っ子なのでお寺を継がなかったのか、理由は分かりませんが、とても親近感が湧いてしまいました。調べてみると中々に由緒正しいお寺みたいです。一度訪れてみたいものです。
あまりに話すとネタバレになって怒られてしまうかもしれませんので内容についての言及は避けますが、今日の第一回だけでもかなりボリュームがあって面白かったです。最後には先生のデモンストレーションもあり、改めて『こういうところを考えながら書いているのか』というポイントを知ることが出来ました。ただ、先生はあまりにも上手なので簡単に書けそうに見えますが、実際やろうとすると激ムズです。それでも、今日教わったことを一つでも多く意識しながら書いてみたいと思います。来週までの宿題が出ましたので、頑張ります。
今日もブログをお読みいただきありがとうございます。ちなみに明日も書道(通常授業)です。
南無阿弥陀仏
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