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曹全碑提出

6/3のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


さて、昨日のブログでも触れた家族の体調ですが、完調ではないものの良くなってきております。健康じゃない時に健康であることの有難さが分かります。やっぱり健康でいることって大切です。このブログをお読みいただいている方々にはご心配おかけしました。


ただここ数日、鼻水を吸ってもらいに小児科に行きまくったせいで、小児科の名前を出しただけで息子が泣くようになってしまいました。こっそり散歩のふりして連れて行っても、病院の前に来ると泣き出すそうです。かわいそうですが、やっぱり鼻水を吸ってもらわないと良くならないみたいなので、頑張ってもらっています。


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書道教室も大詰め

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さて、今日は午前中に書道教室に行ってきました。通常回ではありましたが、私にとっては2つの大きな提出物があったので特別な回となりました。いよいよ書道教室も大詰めと言ったところでしょうか。


まず1つ目の提出物は蘭亭序の全臨です。先週書いたものを先生に見ていただきましたが、何とか無事に提出することが出来そうです。脱字が無くて良かったです。

あとは雅印を押すだけなので、来週には正式に提出となります。その際には改めて写真を撮りますので、このブログで公開させていただきます。それまで汚さないように、全集中で保持します。


2つ目は法帖である『曹全碑(そうぜんひ)』の提出です。隷書の法帖なのですが、師範養成科ではこの法帖が最後となります。

曹全碑の課題は、半紙に最初から2文字ずつで10枚、計20文字を書くというものです。少し横長(扁平)になるのが隷書の特徴ですので、半紙に縦に2文字になるんですね。ちなみに墨は淡墨(磨った墨)を使用しているので、独特の色と滲み感があります。淡墨だと線が重なったところを書き順がばれてしまいますので、そういう緊張感もありました。特に隷書は書き順が独特ですので。


写真のが提出したものになるのですが、こうやって見返してみても良し悪しはあんまり分かりません。ただ先生からはやたら褒めていただけるので、気分は良いです。もうすぐ卒業だから、いい気分にさせてくれているのかもしれません。ありがとうございます。


ただ隷書を習ってからというもの、町の看板などが意外と隷書体で書かれていることに気が付きます。法善寺の看板なんかまさにそうですが、それ以外にも『あ、これも隷書なんだ』というのがちらほら目に入ってきます。写真の私が書いたのだけ見るとアレかもしれませんが、上手に書けば結構カッコよく書ける字体っぽいです。隷書の中でも色んな字体があるので、他のを見てみるのも面白いかもしれません。


これで残すはテストとレポートになります。特に大物だった蘭亭序の全臨に終わりが見えたことで、正直言ってかなり気楽です。自分では意識していませんでしたが、同じクラスの方に『背中から楽勝のオーラ出てるわよ』と言われてしまうくらい、気が抜けています。頑張りました。お疲れさまでした。


一旦、師範養成科は6月で卒業となりますが、書道自体は続けたいと思っています。ただ自分ひとりで続けることは、私の性格的にも不可能ですので、同じ日本教育書道芸術院の研究科に進むつもりです。研究科という名前に既にビビっていますが、書道にのめりこむというよりも、書道と付き合っていくというスタンスで無理なく続けられればと思っています。楽しみです。


それでは明日は大雨みたいですが、皆さん無事にお過ごしください。おやすみなさい。



南無阿弥陀仏

 

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