本年もありがとうございました。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
今日は大晦日です。色々あった2020年が今日で、というかあと1時間ほどで、ついに終わろうとしています。短かったような長かったような、とても不思議な一年でしたが、忘れられない出来事が起こりすぎた年であったことは間違いありません。
父のことでバタバタしていた期間を除いて、このブログはほぼ毎日更新できました。数えてみたら、今日含めて366日中351日更新したみたいです。毎日の小さな積み重ねですが、まずは頑張った自分を素直に褒めたいと思います。また、こんな中身も無いようなブログを読んでくださっている方々にも御礼を申し上げます。皆さんが読んでくれなかったら確実に続いていません。本当にありがとうございます。
来年も毎日更新目指して頑張ります。お檀家さんからも『ブログ読んでるよ』と言っていただけることが増えて、有難い限りです。私なりの檀家さんとのコミュニケーションのつもりですので、引き続き頑張っていきます。
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さて来年どうするか
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大晦日のブログを書くにあたって、今年を振り返るか、来年を見据えるか悩みましたが、振り返りは今までもちょこちょこやってきましたので、今日は来年について考えてみようと思います。何より、前を向きたいので。
まず来年は、父がいない初めての1年間になります。今日、お正月の準備をしましたが、それすら父がいないと大変な作業でした。こういった大変さが行事毎に付きまとってきますので、まずはそれをきちんとやっていかなくてはいけません。
その上で、私一人で抱え込まずに母や妻にもどんどん手伝ってもらおうと思っています。実際今日の本堂の荘厳も、母に手伝ってもらいながらやりました。一人で抱え込んでしまうと、自分自身も大変ですし、周りもどうしていいか分からないし、誰も幸せになりません。法事などの資格や特殊技能がいるもの以外は、積極的にみんなと情報を共有して、みんなで頑張る体制を作っていこうと思います。
更に来年は、建て替えに向けての大きな1年になります。今はまだまだ青写真と言った感じですが、どんどんと具体的に詰めていき、年内には図面が出来上がるくらいのスケジュールです。建てたら最後、賃貸のように引っ越せませんので出来る限り妥協しないで作り上げていきます。幸い設計事務所さんも徹底的に付き合ってくれる方たちですので、助けられながら頑張っていこうと思います。
また、まだ詳細は決めかねていますが、私の住職襲職披露もやろうと思っています。父が亡くなったことによって住職になったので順番が前後してしまいましたが、やっぱりこういうことはしっかりやっておいた方が良いかなと思います。お檀家さんにしっかりその姿を示せれば嬉しいです。
全体としましては、会報誌『家庭通信』や『声明の会』や『LINE』や『宗教を知ろう』など、今までやってきたことを引き続ききちんとやっていこうと思います。たまに『法善寺は新しいことを色々やってるね』と言われることもありますが、そう言われるのが申し訳ないくらい、自分としては全然そんなつもりはありません。法善寺が今まで出来ていなかった、お寺としてやるべきことをきちんとやり、その上で必要であればツールを今のものに乗り換えたりしているだけですので、相変わらずコツコツやっていこうと思います。奇抜なことはせずに、当たり前なことを当たり前にやる、結局これが一番の近道ですので。
そんなことを言いながらの来年の目標ですが、お檀家さんともっとコミュニケーションを取ること、そして攻めの姿勢を崩さないこと、です。いよいよ住職ですので、甘えていられません。今までは父が住職で、その陰で好き勝手やっていましたが、これからは自分が住職となります。お寺の顔として、積極的に前に立っていこうと思います。ただ、だからといって守りには入らず、やるべきことを積極的にきちんとやっていこうと思います。自分の信じる道を進んでいきます。
ということで、こんな中山龍之介を、そしてこんな法善寺を来年もよろしくお願いいたします。
南無阿弥陀仏
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