本日の帰敬式を終えて
5/11のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
今日は低緯度オーロラが世界各地で観測されたみたいです。細かいことは割愛しますが、太陽フレアの影響だそうで、日本で言えば北海道や石川県輪島市などでも観測されたそうです。
一度でいいからオーロラを生で見てみたいと思っていましたが、日本でそんな機会があっただなんて驚きです。今回の機会は逃してしまいましたが、子どもたちがもう少し大きくなったら、イエローナイフにでも行ってオーロラを見たいものです。
==============================
本日の帰敬式を終えて
==============================
さて、昨日のブログに書いたとおりですが、本日は帰敬式がありました。こちらも昨日のブログに書いたとおりですが、帰敬式とは、仏門に入り阿弥陀仏に帰依することを誓う儀式です。おかみそりと言われる、剃刀の儀が施され(実際に剃髪はしませんが)、生前法名が授与されます。
法善寺の帰敬式では、しおり(ガイドブック的なもの)を製作しており、それに沿いながら式は進行されます。その中には、浄土真宗の御教えであったり、御本尊の説明であったり、三帰依文や改悔文の紹介だったりが書いてあります。ちなみに、三帰依文と改悔文は、受式者全員で御唱和いただいています。
法善寺での生前法名の授与は昔からありましたが、帰敬式という形でその機会を設けたのは5年ほど前からです。まだ父が存命でしたので、私は式進行の役目を担い、父がおかみそりとお話をしていました。
父亡き今は、私が父の役目を引き継ぎ、私の役目を親戚のお坊さんにお願いして、やってもらっています。この体制になってしばらく経ちますので慣れては来ましたが、逆にそれによって気の抜けた式にならないよう心掛けています。
毎回二人で事前にリハーサルをしていますし、細かい改善点をいくつか挙げて、アップデートしていっているつもりです。僧侶側が若い2人になってしまいますが、帰敬式はとても大切な儀式ですので、重々しさはきちんと表現したいと思っています。
そんなこんなで、今日の帰敬式も無事に執り行うことが出来ました。受式された方々が、今日という日をきっかけに、より仏法に支えられた生活を歩んでいただけたら、これ以上の喜びはありません。
こちらとしましても、帰敬式の意義をきちんとお伝えしていかねば、と改めて強く思った今日の式でもありました。次回は10月か11月を予定しておりますので、興味のある方は是非ともお越しくださいませ。
今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。より良い帰敬式を目指していきたい。
南無阿弥陀仏
-------------------------------------------------------------
Komentar