東京大谷声明学園 卒業式
7/21のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
今日は前置きは無しで本題から。
今日は声明学園の卒業式がありました。2年間、毎週木曜日の授業に参加し続けて、このたび無事に卒業式を迎えることができました。素直に嬉しいですし、毎週木曜子供たちを見てくれている妻にも感謝でございます。
卒業式の日は、卒業する2年生の生徒(今年は我々)が主となって、報恩講のお勤めをするのが慣例となっています。私は僭越ながら導師を務めさせていただき、正信偈真四句目下、念仏和讃五淘六首引、回向、御俗姓、という差定のお勤めでございました。
何とか頑張ってやり切ったつもりでしたが、終わった後の先生方からのご指導では、真四句目下と五淘にしては格が足りないと言われてしまいました。何ともおっしゃる通りで言い訳もできず、法要の重さを決めるのは偏に導師である私の責任ですので、大変申し訳ないことをしてしまいました。卒業式の日でしたが、まだまだ未熟であることを自覚させられました。
勤行の後は修了式•卒業式でした。1学年が終わり進級する方、2学年が終わって卒業する方、研修科にて研鑽を積まれた方、みなさんに賞状が授与されました。またそれ以外に、休まずに通われた方に皆勤賞、ほぼ休まずに通われた方に精勤賞が授与されました。私は皆勤賞を、と言いたいところですが、コロナで一度お休みしてしまったので精勤賞をいただきました。一年通じて休んだのが5回以下の方々に精勤賞はお渡ししております。
私の祖父が昭和43年(1968)に設立した東京大谷声明学園は、これにて53回目の年度を終えることになりました。祖父も、その息子である父も亡くなってしまいましたが、2人が遺した声明学園はまだこれからも続いていきます。私はまだまだ2人のバトンを継げる立場も実力もありませんが、近い将来にはきちんと遺志を引き継いでより発展させていきたいと思っています。
近々、来年度のご案内を差し上げます。是非ともよろしくお願いいたします。
今日もブログをお読みいただきありがとうございました。引き続き研鑽に努めますぞい。
南無阿弥陀仏
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