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東京書作展の見学

11/23のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


まもなくサッカーワールドカップ、日本代表戦がキックオフというところでブログを書いております。初戦はドイツだそうで、間違いなく強敵です(よね?)。ここで勝ち点が取れれば、残り二戦の戦い方が少し楽になってくるのじゃないでしょうか。久々に地上波でサッカーを応援できることに、喜びを感じています。


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東京書作展の見学

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そんな状況ではありますが、手抜きでブログを書くつもりもありませんので、良くも悪くも平常運転で書かせていただきます。


今日は午後に、東京書作展という、書道の展示会に行ってきました。東京都美術館ということで近所ではあるのですが、あいにくのお天気でした。傘を差しながら、上野の山をトボトボと登って行って参りました。散歩ルートとしてはちょうど良い距離感です。


同じく東京都美術館で開催されていた、岡本太郎展を横目に見ながら会場へ。3つのホールを横断しながら多数の作品が展示してありました。ちなみに写真は1つのホールを縦に区切ったところを撮っていますので、6倍すれば全体の広さになると思ってください。勝手な私の印象なのかもしれませんが、良い作品が最初の方に展示されていて、あとは名前順、という感じでした。入り口入ってすぐの作品には、やはり圧倒されてしまいます。


時間と体力が許すのであれば、一つ一つきちんと見ながら進んでいきたいところでしたが、どちらも許すことがありませんでしたので気になった作品だけ凝視しながら進んでいきました。やっぱり先生方の作品はとても素敵で、作品自体が奥深いと言いますか、第一印象で『あ、上手だな』と分かってしまいます。


先の方に進むと、私の作品も展示されておりました(名前順のところ)。それまで素晴らしい作品を見てきて目が肥えてしまった私には、やはり物足りなく感じてしまいます。『書いてる』というよりも『なぞってる』みたいな印象を受けてしまい、『あぁ、もっと破綻したい』と思ってしまいます。奥深さなどなく、のっぺりとした作品に見えます。


上手い人と私の差は明らかで、線の豊かさが違います。細い線から太い線、濡れた線から掠れた線、勢いのある線からゆっくりな線、こういった線質の幅が私はまだまだ狭いなと感じます。分かっているなら実行しろよ、と自分でも思いますが、なかなか上手くできないからこそ書道は難しいのです。


また、白の置き方も下手くそだなと思いました。良い作品は、例え文字量が多かったとしても白いスペースが目に飛び込んできます。『黒をもって白を置く』と先生はおっしゃっておりましたが、私の場合はただたごちゃごちゃしているだけです。もっと小さい字、縦長の字、横長の字を駆使しながら、スペースを作り出さないといけません。


反省点ばかり並べましたが、一年前に比べたら上手になっていることも間違いありません。諸先輩方のような素晴らしい作品が書けるように、日進月歩で頑張っていこうと思います。


今日もブログをお読みいただきありがとうございます。まだまだ上手くなれる。はず。



南無阿弥陀仏

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