歴史の上に立つ
4/30のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
4月も最終日、早いもので新年度が始まって1ヶ月が経ったということになります。毎度こういった節目に来ると、何か成し遂げたような、何にも成し遂げなかったような1ヶ月だったなと思うものですが、4月は忙しかった記憶がありますので充実していたのかもしれません。
5月は住職襲職奉告式がありますが、それ以外は色々と動いていこうと思っています。ご指導を請いに福岡に行ったり、カレンダーのことで石川に行く予定ですので、5月もなんだかんだとバタバタとできればと思っております。
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歴史の上に立つ
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今日は妻と妻のご両親のおかげで、日中は子供から離れて動き回ることができました。大好きなラーメンを食べて腹一杯になって苦しんでみては、それを相殺させるために、用事があるところまでいちいち歩いてみたりしました。
午後には浅草橋にある接骨院に行き、少しデニムを見たかったので上野のリーバイスに行き、朱蝋燭が欲しかったので浅草の小堀に行きました。全部歩いた結果8キロにもなったので、十分相殺できたはずです。またラーメン食べられる日が楽しみです。
リーバイスで新しいデニムを買うことはありませんでしたが、色々見ているとやっぱり物欲が刺激されてしまいます。デニムを履き始めて1年も経っていませんし、別にまだまだデニムに明るいわけじゃありませんが、ディテールを見せられると欲しくなってしまいます。
上野店には、リーバイスの定番である501シリーズが年代ごとに復刻されたものが陳列されていました。『この頃は生地が薄いんですよ』とか、『大戦モデルは物資節約のために後ろポケットの刺繍がプリントなんですよ』とか、『本当の初期はベルトループがないんですよ』とか、色々言われてはなぜか感動してしまいます。同じロット番号『501』でありながら、進化や変化をしてきているんですね。
やっぱり歴史があるというのは、ブランドとしては強いです。また、それにしがみついているわけでも無いのがカッコ良いところです。それはお寺でも同じなのかもしれません。
ちなみに法善寺は400年の歴史があり、私は21代目の住職となります。歴史があるのは大変ありがたいことですが、そこにしがみつくのではなく、次の時代に向けて進んでいける住職になれればと思います。おそらくその積み重ねで歴史が作られているはずですし。5月3日の奉告式では、そういった心意気を感じていただけるような法要にできれば嬉しいです。
今日もブログをお読みいただきありがとうございます。奉告式まであと3日。準備万端で迎えたいものです。
南無阿弥陀仏
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