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法善寺らしいお庭とは

3/21のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


そういえば、お彼岸中に接客室でお出迎えをしていたフクロウとお花をご紹介しておりませんでした。

とあるお檀家さんがお彼岸の少し前にお持ちくださいました。コロナ禍で自由に出歩くことができないため、ご自宅で作られたそうです。一つ一つが一枚の折り紙から作られているそうで、それらを組み合わせてフクロウや花瓶を表現されています。私は折り紙には明るくないので分かりませんでしたが、少し詳しい方だとどれだけ大変な作業かがお分かりになるそうです。


実は息子がフクロウを投げて目が取れてしまったのですが、すぐに直して更にもう一つ新たに持って来てくださいました。水を替える手間も無く、ずーっときれいなままです(息子が投げない限り)。他のお檀家さんからも好評ですし、本当に有難い限りです。


この作品以外にも、法善寺にはご自身で作られた小物をお持ちになるお檀家さんがいらっしゃいます。どれも大変好評で、あっという間になくなってしまいますので、お立ち寄りの際には是非チェックしてみてください。



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法善寺のお庭

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さて、今日はお彼岸4日目、完全に折り返しを過ぎました。日曜日でしたが生憎の空模様で、お寺にいらっしゃる方も普通の休日に比べると少なかった印象です。雨、というよりも嵐のような天気で、風がとても強かったです。貼りだした図面が飛んでしまったりしましたが、とりあえずは大事に至らず4日目を終えることが出来ました。


この春のお彼岸の時期は、法善寺の境内で様々なお花が咲いています。木蓮、コゴメザクラはちょうど見頃ですし、もう少し経つと花カイドウなんかも咲いてきます。私は、折り紙同様、花にも明るくないのであまり分かりませんが、母がお檀家さんとお花について話をしたりしています。季節を感じられるお花があるのも、お寺としては良いことだな~と思います。


また、建て替えのお話をすると、『じゃあ鯉たちはどうなるんですか?』とご心配される声も頂きます。法善寺では本堂の前と庭の奥、池が2か所ありましてどちらも見所があります。本堂前の池は人工物っぽくて広い池、庭の奥にある池はごつごつした岩に囲まれて大きなソウギョが泳いでいます。


お墓参りに行かれる際に庭の奥の池をご覧いただくと『うわー、大きいですね』と皆さん感嘆の声を上げられています。お魚って意外と長寿で、一番大きいソウギョはおそらく私よりも年上です。年上を敬うという意味でも、建て替えても居場所を作ってあげないといけないなと思っています。いつまでも、法善寺のお檀家さんをお出迎えする存在でいて欲しいものです。


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まもなく今年度も終わり

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そういえば、お彼岸でバタバタしていて忘れていましたが、もうすぐ今年度が終わります。何だか色んなことがあった令和2年度ですが、あと10日くらいで次の年度に移ろい行きます。ちなみに私がお寺に入って、これで3年経ったことになります。


あともう少ししか残されていませんが、3月27日に『親授式』という式が行われます。親授式では、本山に住職襲職の報告をして、御法主とお話をさせて頂けます。家族やお寺の責任役員さんと一緒に行ってくる予定です。なにぶん初めてですし、というかおそらく最初で最後になりますので勝手が分からない中ですが、失礼の無いように準備していこうと思います。


有終の美ではありませんが、来年度を気持ちよく迎えられるように、最後のあがきをこの10日間でしていきます。来年度はみんなが前と上を向いて歩んでいけるような1年になりますように。頑張っていきましょう。



南無阿弥陀仏

 

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