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祖母の満中陰忌法要

2/11のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


昨日の寒空から一転、春らしいお天気の今日でした。随分前に妻から『今年の花粉は2月11日から本格始動らしいよ』と聞いていましたが、まさにその通りとなりました。最近の天気予報はすごいですね。


ということで相変わらず、マスクを着けて、目薬を肌身離さず持って生活しているのですが、今年から新たな仲間が加わりました。イオンで花粉をガードしてくれるスプレーです。この3点セットで、今年は軽やかに花粉の時期を乗りこなしてやろうと思います。花粉症の方々、頑張っていきましょう。


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祖母の満中陰忌法要

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さて、そんな今日ですが、昨年末に亡くなった母方の祖母の満中陰忌法要がありました。一般的には49日と言われるものでして、つまりは納骨をしたわけですね。離れて暮らしていたこともあって、まだまだ実感できていないというのが正直なところですが、早いものでもう納骨です。


法要後に妻が『こうやって法要をすると、段々と離れていく感覚がありますね』と言っていましたが、まさにその通りだなと思います。『離れていく』という表現が正しいのかは分かりませんが、亡くなったことを少しずつ実感していっているのは間違いありません。身内ごととしてやってみて、改めてこういった法要の意義が分かってきます。


それにしても、身内だけということもありますし、私の子供からすれば慣れ親しんだ場所すぎて、法要自体には何の緊張感もありません。それでも長男は3歳になるのでまだ分別がついていますが、下の娘はさっぱりです。お経を読んでいる私に近づいて声をかけてきたり、遠くに行ったと思ったら奇声を上げたりしています。まああんまり暗い雰囲気になりすぎても嫌なので、これはこれで良いのかもしれませんが。


良い法要、良い葬儀というのは、笑顔あり涙ありのものかなと思ったりします。『おじいちゃんは、こんなことが好きだったわよねぇ』と笑いながら回想する時もあれば、生前の姿を思い描いて涙が流れてくる時もある。そういった感情の起伏を味わい、故人の方を思い返すことが『弔う』ということなのかな、と思います。


今日の法要はそういった雰囲気には程遠いものでしたが、後の食事の席では少しそういった時間もありました。みんなから親しまれていた祖母でしたので、祖母の話をすれば尽きませんが、終わってみれば良い雰囲気で弔うことが出来た気がします。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。弔い方に正解はありませんね。



南無阿弥陀仏

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