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祖父の声明ノートのデジタル化(リベンジ)

5/24のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


昨日はボイトレ後に恵比寿に行き、久々に前職の同僚とご飯を食べてきました。途中から若手が合流するとのことで店を変えることになったので、よくお昼で食べていた中華屋さんに移動。ここの坦々刀削麺が本当に美味しくて懐かしくなりながら食べました。


とは言え、2軒目に食べる量じゃなく、苦しかったのは間違いありません。前ならもっと楽々と食べられていたなという思いと、それでも食べ切れるんだから大したもんだなという思いが交錯しながら、帰路につきました。お疲れ様でした。


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祖父の声明ノートのデジタル化(リベンジ) ==============================


3年越しになってしまいましたが、祖父が残した声明ノートのデジタル化を改めて進めることにしました。


まだ法善寺が真宗大谷派に属していた時、声明学園が立ち上がるよりも前、祖父が京都の本山での声明講習会で勉強した記録です。どの先生にその科目を習い、なんと仰っていたかというのがびっしりと書いてあります。その当時なのでもちろん手書きですし、ICレコーダーもなかったのでノートに節が丁寧に書いてあります。


3年前に父が入院したタイミングでデジタル化をしようと思っていたのですが、あれよあれよと時間が過ぎてしまい、このタイミングとなりました。デジタル化といってもスキャンして終わりではなく、手書きの字は活字にし、節もちゃんとパターン化して記録しようと思っています。


3年前にデジタル化を断念した理由はいくつかあります。生活が忙しなかったというのは前提としてありますが、それ以外にも、あまりにも手間が大変すぎたから、というのがあります。手書きを活字に、はそこまで高いハードルじゃありませんが、節をパターン化するのがとても大変でした。イラストレーターで進めようとしていたのですが、直線、曲線、他にも様々な形がある節を、一つ一つデータで作るのは途方もない作業に思えました。


ただここになって再開しようと思い立ったのは、iPad(タブレット)と、Apple Pencil(タブレット用のペン)と、GoodNotes(メモアプリ)のおかげです。活字はともかく、節はやっぱり手書きの方が絶対に効率が良くて、この三種の神器が私の望みを叶えてくれそうです。


とはいえこれらも万能じゃなく、GoodNotesには縦書き未対応という大きな弱点があります。言葉の横に節を書きたいので、横書きオンリーだと辛すぎます。ということで、活字はイラレで作り、そこに後からGoodNotesを使って節を書き込む、という分担作業にしようと思っています。


とりあえず昨日全ページをスキャンして(計170ページほど)、今日から活字部分の製作を始めました。時間はかかりそうですが、3年前よりは落ち着いてますし、当然のことながら声明の勉強にもなります。ライフワーク的に、ちまちまと続けていこうと思います。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。親鸞聖人には及ばないかもしれませんが、祖父のノートからも大変な熱量を感じます。



南無阿弥陀仏

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