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福岡でのお稽古

12/3のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は福岡に行ってきました。帰りの機内でパチパチとブログを書こうと思っていたのですが、意外や意外(?)機内がほぼ満席で、もちろんエコノミークラスの狭い席でしたので隣の人との距離も近いし、画面の明るさが迷惑をかけてしまうし、そもそもめちゃくちゃ画面見られちゃうし、ということで諦めて、家に帰ってきてからパチパチとしております。


相変わらずの日帰り弾丸ツアーなので、一般的に言われるような福岡を満喫はしておりませんが、自分の目的は別のところにありますので問題ありません。今回もとても有意義な福岡出張でございました。


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福岡でのお稽古 =============


福岡には先月も行ってきました。目的はざっくり言うと、僧侶としてのスキルアップのためで、これからもちょこちょことお邪魔させて頂こうと思っています。やっぱりきちんと稽古をつけて頂くのは良い経験になります。わざわざお時間取って頂きまして、有難い限りです。


あまりここで詳しいお話は出来ませんが、声明と作法の勉強をしております。


声明とは、ざっくり言えば勤行での発声のことですが、どんな法要でも、いつ何が起きても、瞬時に対応してしまうのが理想形なのかなと思います。ものによっては年に一回、もしくはもっと少ない頻度でしか使われないお経や偈文の読み方がありますが、そういうものでも問題なくこなせてしまう、つまりは日頃から常に稽古をして、準備を怠らないでいることが肝心です。正に『仕事人』という感じでしょうか。


作法はまあ色々ありますが、着物の着付けや、仏具・法具の取り扱い方、はたまた歩き方、いわゆる見た目や所作に関するところでしょうか。同じように着物を着ていても、ピシッとしている方もいれば、ダラッとなってしまっている方もいます。鏧を鳴らす(叩く)動作一つでも、美しい人もいれば、そそっかしい人もいます。


細かい違いなんですが、意識しないとずっと出来ないことですし、そもそも誰かに言ってもらないと分からないところだったりもします。自分ではこれで問題ないだろうなと思っていても、諸先輩方に教えて頂くことで、まだまだなんだなと実感します。私もこれからはもっと意識するようにします。


恐らく父や祖父も、それなりに声明と作法に関しては気を付けていた方だったと思いますが、人によってチェックポイントが違ったりするので、他の方から教えを頂くというのはとても大切だなと、今回の旅で改めて思いました。色んな角度から声明や作法を捉えることが出来て、より深く理解することが出来るようになるはずです。少し新たな世界が見えた気がします。


ちなみに福岡空港からはレンタカーを借りて移動したのですが、お寺の車と同じフィットを借りることが出来ました。羽田空港までもフィットで移動しましたので、今日はフィット→飛行機→フィット→フィット→飛行機→フィットという旅のお供たちでした。ボタンの位置やら何やらがやっぱり慣れていますし、何よりアクティブクルーズコントロール(最高速度を設定して、それを上限に前の車を追尾してくれるモード)が付いているので運転がめちゃくちゃ楽でした。足首も全然疲れていません。


次回伺うのは年明けになるかなと思います。先方もお忙しいでしょうから、またご予定を確認しながら進めて行ければと思っています。


それにしても、前回も今日も、福岡出張の日はどちらも雨が降っていました。前職で雨男を任命されてしまいましたが、まだまだ力は健在なようです。次回こそは晴れますように。。。



南無阿弥陀仏

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