積極的に守りを固める
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
本日とあるスポーツ用品店に行ったのですが、バスケ用ギアよりもランニング用ギアばかりを探している自分に少し驚いています。バスケが好きなのは変わりないのですが(毎日NBAチェックしています)、やる機会が全然ないし、あっても今は行くのを控えているので仕方ないのですが、すっかり区民ランナーです。
コロナが落ち着いたらもちろんバスケに復帰したいなーと言う気持ちはありますが、今みたいに一人で出来るパーソナルスポーツに時間を割くのもありだなーと思っています。バスケは良くも悪くも対人スポーツなので、年を取れば取るほどバスケ自体の面白みが減ってしまう側面があります。若手が来たら一瞬で蹴散らされます。
だからと言ってバスケを辞める必要はありませんし、仲間とワイワイガヤガヤできる場があるのは最高ですが(私も大好きです)、年を取ってもスポーツ自身と向き合えるという意味では、パーソナルスポーツの方が向いているかなーという感じです。やっぱりスポーツは続けていきたいので、少しずつそっちも考えていきます。
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積極的に守りを固める ==================
さてさて、本日で2月も終わりです。1年の十二分の二が過ぎたという事ですが、めちゃくちゃ早く感じます。今年が2021年だという事にも、令和3年だという事にも未だに慣れていません。頑張って、あと10ヶ月で何とか慣れていきます。
明日から3月ですのであと1ヶ月で、今年度が終わります。まだ1ヶ月残っているわけですが、とりあえず無事に決算を迎えることが出来そうで何よりです。これも全てお檀家さんたちのおかげであります。本当にありがたいことです。
毎日毎日思っていることですが、法善寺は本当にお檀家さんに支えられています。お寺業界のちょっと先鋭的な方から言わせると『檀家制度は終わった』ということみたいですが、決してそんなことは無いなーというのが現場での肌感覚です。
また、『だから新しい人たちにリーチしないと!』とも言われますが、お檀家さん全員に確実にリーチできていると言い切れない状況で(リーチしきっているお寺ってあるのかしら?)、外に手を伸ばすのはどうなのかなーという感じです。やっぱり、まず大事にすべきはお檀家さん、そしてそして結局どこまで行っても大事にすべきはお檀家さん、になると思っとります。
もちろん、こう言える状況にある法善寺が恵まれているということも自覚しています。歴代の住職や坊守や寺族、そして今のお檀家さんたちのご先祖様たちがいた上で今の私たちの状況があることは間違いありません。だからこそ、法善寺は外に攻めていくのではなくて、積極的に守りを固めること(攻めの守り)が正しい道だと思っています。そして、今の法善寺がこの手を打てるお寺であることに、本当に感謝です。
この『攻めの守り』の一環に、庫裏・客殿の建て替えがあります(毎日毎日しつこくてすみません)。お檀家さんとの関係をより強固にして、より身近なお寺になるための一歩ですので、手は抜けません。頑張ります。
さて明日からの3月、年度末ですので有終の美を飾れるように1日1日精進します。結局何もするにも、一歩一歩、一日一日積み上げてきたことがモノを言います。20代の頃は、ワープの様な、裏技の様な道を探していた気もしますが、そんなの無いことを知りました。地道に正しいと思う方向に向かって頑張るしかありません。
花粉症に負けず、頑張ります。3月は不織布のマスクがパートナーになりそうです。
南無阿弥陀仏
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