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節操ないNBAを見て

2/10のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


予報通り、午前中は東京にも雪が降りました。積もるほどではありませんでしたが、子供を保育園に送りにいくのに朝出かけたとき、とんでもない寒さにやられてしまいました。手袋をしていても手が寒くなるほどの寒さ、自転車なので傘もさせず我ながら頑張りました。


午後になると雨に変わっていきましたが寒さは相変わらず。ただ、これが今年の冬の最後の冷え込みとなりそうです。冬のパワーを真っ正面から受け取り、ここからは春に向かって行きます。花粉症との戦いが幕を開けます。


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節操ないNBAを見て

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さて、完全に個人の趣味の話になりますが、NBAについて書かせていただきます。確か昨日にトレード期限(今シーズンのトレードはこの日まで!という期限)を迎えたのですが、今年は例年にも増して大きな動きがあったように思えます。


2週間くらい前になりますが八村選手が移籍したり、渡邊選手が所属するブルックリン・ネッツはスター選手をトレードで放出したり、他にも多くのスター選手が動きました。現代のNBAは、様々な事情でチームよりも選手(特にスター選手)の方が立場が上になってしまいましたので、選手から不満が出たり、トレード要求が出てしまうと、それを押さえつけることが難しいんですね。契約条件やら、チームの戦力やらに不満があれば、すぐに文句を言ってチームを移る、ということが日常茶飯事になってしまいました。


ここまでの短い文章でも、お読みいただけるとお分かりになるかと思いますが、個人的にはこの流れは好ましくありません。というか嫌いです。選手がチームを転々とし、スター選手がスター選手を誘って、どこどこのチームに集まって優勝目指そうぜ、的なノリになっているわけです。チームカラーや伝統やらが蔑ろにされて、ファンとしてはどこに気持ちを持っていけばいいのかが分かりません。お気に入りのチームが、まるで乗合バスのように扱われているのを見るのは、心地良くはないはずです。


もちろん、離れられたチームに非がないとも言えませんし、そんなチームに何がなんでも骨を埋めなさい、と言うのも違います。ただ、にしても節操なさすぎないか、と今のNBAを見ていると思います。選手の熱量だって、10年前くらいの方がもっと高かったですし、バチバチとやり合っていました。大金が動いて、夢があるのは良いことですが、ハングリーさは失われたということでしょうか。


また、商業主義的になりすぎているのも気になります。ビジネスなのでお金が大事ですし、誰もボランティアではないですし、お金があるからこそ大きなことを実現できる、ということも分かっているつもりですが、もうこの辺りで良いんじゃないの、というところまで来ている気がします。広げる活動よりも、深める活動、もっと競技としての面白さを追求する活動に費やしてほしいなと思ってしまいます。


色々言いましたが、NBAは好きですし、バスケが好きな私です。一度原点に立ち返って、バスケが楽しいんだ!NBAって凄いところなんだ!と思わせてもらいたいです。よろしくお願いします。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。昔の方が面白かったなぁ、と思う私は立派なおじさんなんでしょう。



南無阿弥陀仏

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