終戦記念日
8/15のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
ここ数日、飲み食いする機会が続いています。とても楽しくて幸せなことなんですが、体が少し心配でもあるので、胃と肝臓のために明日は大人しい食事にしようかなと思ってます。
今年で35歳、周りからはまだまだ若いとも言っていただけますが、やっぱり大学生の頃とは全然違います。痩せようと思ったらスッと痩せられるあの頃が懐かしいです。
まだまだ責任感持ってお勤めしていきたいので、引き続き体には気を付けて過ごしてまいります。皆様も夏バテに負けないように、お体お気を付けてお過ごしください。
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終戦記念日
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今日は8月15日、ということで終戦記念日でした。終戦から77年という月日が経っても、8月6日から今日までの10日間は毎年戦争絡みのニュースが流れてきます。私は戦争を直接体験したわけではありませんが、やっぱりどう考えても戦争を肯定できなくて、憲法改正で揺れている今の日本にはやっぱり不安を感じます。綺麗事なのかもしれませんが。
お寺の過去帳(亡くなった方の名簿)を拝見すると、昭和20年(1945)にお亡くなりになった方の数に驚きます。特に、東京大空襲のあった3月10日には多くの方が亡くなられています。
当時の話を親戚やお檀家さんから聞く機会がありますが、台東区もほとんどの建物が消失したそうです。浅草の松屋は焼け残りだったみたいで、法善寺からそこまでが見通せていたそうです。大叔母なんかも、松屋がとても近く感じたと言っていました。
法善寺も焼け残りだったそうで、そこで残った本堂が浅草寺の仮本堂として移築されたみたいです。今でも淡島堂として浅草寺境内に残っていますが、あちら側の記載には法善寺の名前は出てきませんので真実かは分かりませんが。
※その辺りの考察はこちらをご覧ください。
戦争当時の話は、今聞くと信じられないことばかりです。日本の場合は本土決戦まで行ってしまったので少し別なのかもしれませんが、遠くであれ人と人とが殺し合っていいわけがありません。目の前で起きていないからといって、そこの気持ちまで無くしてしまわないようにしたいなと思います。
ときが流れた現代でも、世界のどこかでは戦争が行われています。ロシアがウクライナに侵攻してから半年ほどが過ぎ、当時ほどの衝撃を持っていないで生活してしまっている自分がいますが、改めてそこを思い直すきっかけになった終戦記念日だった気がします。
今日もブログをお読みいただきありがとうございました。人類って本当に進化してるのかしら。
南無阿弥陀仏
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