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続・書道の課題制作

3/16のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日はお彼岸に向けて、本堂仏具のお磨きが行われました。母が隊長を務めるお磨き隊が、きれいに仕上げてくれました。


なんやかんやで、明後日からお彼岸が始まります。初日は雨予報ですが、それ以外は何とか持ちそうです。天気が悪いとお寺から足が遠のくという事で、『仏法、雨風に弱し』という言葉もあります。ここ数日に比べると涼しい日が続きそうですが、多くの方がお墓参りにいらっしゃると良いなと思っています。


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続・書道の課題制作 ================


タイトル通りですが、連日書道の課題制作を進めています。提出日は明日ですので(授業は受けられないので提出だけしに行きます)、急ピッチで作業を進めています。


ただ、書道には正解があるわけではありません。また、納得できる作品が作れるほどの技量があるわけでもないので、ある意味終わりのない作業でもあります。1枚書いては『ここ上手くいかなかったから直そう』と思い、そこを直せたと思っても『今度はこっちのバランスが悪くなったから、そこを修正しよう』と思い、そこを直せば・・・という無限ループです。


以前に先生も、『納得できる作品を書けたことなんてほとんどない』と仰っていましたが、技量があってもそう思うという事は私なんかが納得できる作品を作ろうなんてのはおこがましいのかもしれません。かと言って適当にやっては意味がありませんので、もがき苦しみながら紙に向かっています。


苦しいのは間違いありませんが、楽しいのも間違いありません。試行錯誤しながら突き詰めていくのは、性格に合っているのかもしれません。ただ、突き詰めるにも環境がとても大事です。時間がある、体調が良い、気温が丁度よい、これらのことがあって突き詰められます。


こんなこと言ってると、逆にサボる言い訳になってきてしまいそうですが、その環境を整えるところから作品作りは始まっている、という事でしょうか。ちなみに書道部屋には常に大きな毛氈が敷かれていて、いつでも書ける状況にしています。これもめちゃくちゃ大事です。


全く納得は出来ていませんが(提出するのも恥ずかしい状態ですが)、6つの課題の内4つが終わり、残り2つというところまでやってきました。明日仕上げて、明日逃げるように提出してきます。


今日もブログをお読みいただきありがとうございます。環境づくりに成功すれば、逃げることは出来ません。自分を逃がさないテクニックなのかもしれません。



南無阿弥陀仏

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