色んなものに勝手に感情移入する人間
8/7のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
今日は月曜日ということで、また新たな1週間が始まりました。決まった休みとかはなく過ごしているので気が付きにくかったのですが、学校は夏休みなんですね。授業があるべき時間に子供達が外に出ているので驚きましたが、そういうことでした。
子供の頃は思いもしませんでしたが、子供は夏休みが長くていいなぁと思います。私の勝手な願望ですが、子供達が小学生になったら、夏休みの自由研究でこっちがやりたいことに付き合わせることを、今から楽しみにしています。折角なら1日で終わる様な研究ではなく、1ヶ月単位で何かやりたいなと勝手に思いながら、実は日々アンテナを張り巡らせながら過ごしています。あと3年くらいありますので、しっかりと練っていきたいと思います。
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色んなものに勝手に感情移入する人間
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今日は仕事で高速に乗って長距離移動がありました。途中スコールに降られたりして荒れ気味の天候でしたが、大きな問題はなく着くことができました。
今月のお寺の掲示板に『夏雲竒峯(夏の雲が空に奇妙な峯をつくる)』と書きましたが、今日の空にはまさにその通りな種々様々な雲が出現してきました。それらを見ながら『あぁあれはアンパンマンが空を飛んでいるみたいだなぁ』と思ったり、『ゴリラがガッツポーズしてる!』と思ったり、勝手にイメージを膨らませながら運転していました。
雲という無生物なものに、形によっては擬人化して感情移入してみたり、人間というのは何とも不思議な生き物です。お掃除ロボットのルンバ君にだって、『君』付けしてる時点で愛情を持っていますし、充電ポートに辿り着けずに止まっていると、『おい、大丈夫か?しっかりしろよ』という気持ちになります。また極論言えばペットもそうですが、何かを考えているんだろうと勝手に想像して可愛がっているわけです。
こう考えると、人が感情移入する対象というのは生物に限らず、意外と何でも良いのかもしれません。AIが台頭してくる未来がすぐそこまでやってきていて、いま時点ではまだまだ無機質な感じがしているかもしれませんが、すぐにAIにも感情移入する日が来る気がします。AIによっては性格も変わってくるみたいですので、そうなると本当に人として接する様になるんじゃないでしょうか。
ただもちろん、人間には人間にしか出来ないこともあるはずです。AIの台頭によって、辞書の様に何でも記憶している人だったり、すぐに何でも正解を導き出す様な人ではなく、失敗したりしても良いから可愛げのある人間味のある人が今後は生き抜いていくのかもしれません。こういう時代だからこそ、人に向き合って、人と人との縁を大切にしないといけません。
今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。ツールと目的の区別はちゃんとしないと。
南無阿弥陀仏
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