葬儀のリーフレット制作
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
緊急事態宣言を受け、声明学園の授業形態を変更しました。来週の木曜日(14日)から始まりますが、誠に勝手ながら公共交通機関を使って来られていた方は来場をご遠慮いただき、動画配信にて受講していただくことにしました。一旦、先生含め生徒さんも連絡が取れる方々には本日中にお伝えしまして、来週から緊急事態宣言が終わるまでの実施となります。
『動画配信に切り替え』と言うのは簡単ですが、声明学園は3クラスに分かれていますので(1年生・2年生・研修科)、3クラス分の動画配信を準備しなければいけません。パソコンやスマホを総動員してやっていくことになりそうですが、本番までバタバタとしそうです。ただこんなことも無ければ、一気に3台で動画配信なんてことをやる機会もなかったでしょうから、良い経験と前向きに捉えてやっていきます。
#zoomアカウントも3つ持たないと
明日は、1/23の『宗教を知ろう』の対策を考えて、関係各所に御連絡しようと思っています。本当にコロナは厄介ですが、決められたルールには則っていきます。
都知事さんのお話によると、この緊急事態宣言期間中に1日の陽性者数500人以下を目指すそうです。その一人にならないよう、一人一人が頑張っていきましょう。
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葬儀のリーフレット制作
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さて、そんな緊急事態宣言初日(2日目?)でしたが、午前中に1件打ち合わせが入っておりました。
以前に法善寺のリーフレットを作ってくださったデザイナーの方との打ち合わせで、今回は『葬儀の意義』を説明するリーフレットを作りたいと思い、依頼させていただきました。
実は、昨年の11月にエンディング産業展でセミナーを拝聴したとき、『お葬式は何してるか分からないし、眠くなる』という意見が出ていました。その方はお坊さんではなく、故人と近しい関係であれば別かと思いますが、そうではない方からすると眠くなってしまうのも仕方ないのかな?と、その意見を聞いたときに思いました。正直私からしても、ぱっと聞いただけではお経は基本的に何を言っているか分かりませんし、キャッチ―なメロディじゃなかったりしますし、そういう意見が出るのも致し方ないのかもしれません。というか、それが一般の方の生の声なんだと思います。
『眠くなる』を防げるかは分かりませんが『何してるか分からない』は少しでも防げるかなと思い、葬儀の時に喪主や遺族や会葬者にお配りできるリーフレットを作ることにしました。『葬儀ってなんでやるの?』とか、『元々葬儀ってこんな形だったんだよ』とか、『葬儀の式次第はこうなってるんだよ』とか、そういう情報が網羅されたリーフレットにしようと思います。もしかしたら、『何してるか分かる』ことで、『眠くならない』という結果になるかもしれません。
今回は葬儀のリーフレットですが、ゆくゆくはシリーズ化して様々なリーフレットを作るつもりです。『年忌法要って何なの?』とか、『お墓って何なの?』とか、当たり前のようにあるものだけれど、一回立ち止まって考えると『何なの?』ということが仏事ではありふれていると思いますので、それに一つ一つ応えていこうと思います。
今回依頼したデザイナーさんは前職の時にお世話になった方で、打合せもとてもスムーズに進みますので助かります。様々なアイディアをお持ちなので、こちらが具体案を示せずに『こんな感じにしたいです』と何となくで指示を出しても、きちんと応えてくださいます。ありがとうございます。そして曖昧でごめんなさい。
私もイラストレーターを触ることは出来ますが、やっぱりプロには全然及びません。もちろんタダではありませんので何もかもお願いすることは出来ませんが、ここぞという時にはお願いするとビシッと『決める』ことができます。
それでは、緊急事態宣言を受けての初めての週末、整々粛々とやっていきます。皆様もお大事に。
南無阿弥陀仏
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