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衣を修理に出す

9/7のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


最近息子がパズルにハマっています。題材はもはや恒例となっている『はたらく車』ですが、パズル自体もそれなりに楽しんでいます。ご飯食べる前や寝る前にパズルをやっては崩し、私にやらせては崩しを繰り返しています。キレイにハマる時のかちっとする感じが好きみたいです。


それにしても、いよいよおもちゃ達が車系に偏ってきました。好きなことを伸ばすのは全然良いのですが、新しいベクトルからの刺激も与えてあげないとなーと思っています。来週で2歳になりますが、引き続きぐんぐんと成長していってもらいたいものです。

#2年ってあっという間


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衣を修理に出す =============


さて、今日は午後に法衣店さんがお寺にいらっしゃり、ほつれ等が目立っていた衣や袈裟の修理をお願いしました。


恥ずかしながら、法善寺はこれまで(少なくとも父は)ほとんど法衣店さんとお付き合いをしてこなかったため、私自身もどうすればいいのか分かりませんでした。そんな中で、春頃だったかと思いますが、とある法衣店さんから御電話を頂いて、一度お寺まで来ていただいてお話をさせて頂きました。私の祖父がまだ元気だった頃はその法衣店さんともお付き合いがあったそうで、確かに本堂裏の部屋にはその法衣店さんの名前が書かれた箱やら何やらがたくさん置いてあります。


その時はお話をするだけだったのですが、今回のタイミングで改めて衣の修理をお願いすることが出来ました。普段は祖母に修理をお願いしていて事足りてはいたのですが、どうしても誤魔化し誤魔化しでここまで来ている感は否めません。ここらで一度プロにガッツリ修理をしてもらって、また衣の寿命を延ばせればと考えています。


お坊さんも、人によっては衣にとてもこだわりがある方もいらっしゃいます。ただ、私がまだまだ半人前だからかもしれませんが、正直言ってそこまで新しい衣に興味はありません。父は私とほとんど同じ身長だったので、父が着ていた衣であれば大抵ジャストサイズで着られます。なので今は父の衣を漁って着ている感じですが、祖父の衣もあったりするので一度仕分けして整理整頓しないと、とは思っています。


ただ、今でも裏堂に行くと、父や祖父の空気感を感じることが出来るので、手を加えるのは少し忍びない気持ちもあります。そういう事で、祖父が亡くなって6年が経ち、父が亡くなって間もなく1年が経つというタイミングですが、未だに放置してしまっています。たかだか衣ですが、思い出を考えると難しいものですね。祖父の衣が未だに残っているというのは、父もそうだったのかもしれないなと思いました。


着物は、何代にも亘って着られるものです。父のを私が着ているように、祖父のを誰かが着ることも出来ます。私には小さいですが、親戚のお坊さんや将来の息子のために取っておくのもアリです。息子がそれを着られるようになるのは何年後なのか分かりませんが、出来る限り捨てることなく、受け継いでいければ素敵だなと思います。


ちなみに修理に出した衣は1ヶ月くらいで返ってくるそうです。初めての事なのでどうなるか分かりませんが、プロの仕事っぷりを目にするのが楽しみです。今年の冬は、キレイになった衣で法務に精を出そうと思います。よろしくお願いします。



南無阿弥陀仏

 

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