赤羽の法善寺の永代経法要
4/29のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
NBAで応援しているレイカーズが、無事にプレーオフ一回戦を突破しました。7位シードが2位シードを破るというアップセットでしたが、シーズン後半戦の勢いを考えると妥当な結果だったとも言えます。上位シードながら、一回戦でレイカーズに当たってしまったグリズリーズが不憫という他ありません。
ちなみに、そのレイカーズに所属している八村選手も活躍しています。大谷選手といい、八村選手といい、競技は違えど世界最高峰のリーグでバリバリ活躍する日本人選手を同時に見られるなんて、なんて素晴らしい時代なんでしょうか。今は気が付きにくいですが、きっと当たり前ではないのできちんと楽しませていただきます。
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赤羽の法善寺の永代経法要
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さて、そんな今日ですが、赤羽にある親戚のお寺さんにお邪魔して、そちらの永代経法要のお手伝いをさせていただきました。5月3日にある我々の永代経法要では、逆にそのお寺さんにお手伝いに来ていただきますので、持ちつ持たれつ、みたいな関係でしょうか。最近はコロナで少し事情が変わってしまいましたが、古くからのお寺の慣わしです。
ちなみに、今日伺ったお寺は、赤羽にある法善寺です。我々の法善寺と同じ名前ですが、これは100年ほど前に今の上野にある法善寺を、赤羽に移す計画があったからです。当時、東京都ではなく、まだ東京市だった頃、市内では墓地を持てないという話がありました。墓地が街の景観を損ねるだとか、衛生面で宜しくないだとか、色々とあったそうで、そのためにその頃は東京市内ではなかった赤羽に土地を買ったそうです。
ただ結局、それらのハードルも一つ一つクリアされ、東京市内でも墓地を持てるようになったため、『法善寺』が上野と赤羽の2つに分かれた格好になりました。
ちなみに、そのハードルをクリアするために考案されたものを『特設墓地』と言い、都内でも特に台東区内には多いそうです。例を挙げると、上野の法善寺は墓地が裏手にありますし、近所のお寺さんは墓地が塀に囲まれていたりしますが、これらは『景観を損ねる』というハードルを超えるための措置だそうです。
そんなこんなで、深い縁のある赤羽の法善寺です。父が元気なうちは父が永代経法要や報恩講のお手伝いに伺っていましたが、今では私が伺っています。ある意味これも父が遺したご縁なのかな、と有り難く頂きながら、お勤めをさせていただきました。
重ね重ねになりますが、我々上野の法善寺の永代経法要は5月3日でございます。11時から法話(テーマ:道を歩む)、12時から法要となります。終わりましたらお弁当をお渡しいたします。お持ち帰りいただいても、お座敷で召し上がっていただいても構いません。皆様のご参詣を、心よりお待ちしております。
今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。明日で4月も終わりかぁ。早い。
南無阿弥陀仏
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