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運は味方に付けられるのか

7/18のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は三連休開けの火曜日、ということで地味に溜まっていた事務作業をコツコツとこなしておりました。東京都に提出しなければいけない財産目録等の書類作成とか、今週木曜日にある声明学園の修了式・卒業式用の表彰状の制作とか、銀行回りとか、そんなんをやりました。


それにしても暑い一日でした。クーラーで守られる作業なら良いのですが、銀行回りは外に出なければいけなく、今日だけで結構焼けたんじゃないでしょうか。学校では夏休みが始まり、いよいよ夏本番というところでしょうか。暑さにやられないようにだけ気を付けて、過ごしていきたいと思います。


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運は味方に付けられるのか

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大谷翔平選手が、オールスター明けの後半戦も絶好調です。今日もホームランを打ってこれで3試合連続、35本は2位に8本差をつけての独走状態です。メジャーで活躍するだけでも凄いのに、まさか日本人がホームラン王になる日が来るなんて、、、という日がもう目の前に迫っています。


大谷選手が高校時代にマンダラチャートと呼ばれる目標達成シートを作っていた、というのは有名な話です。3x3のマスが9個、正方形に積み上がったものですが、真ん中の3x3のマスのど真ん中に目標を書き、周りの8個のマスにその目標を達成するための必要条件を書く。更に周りの8個の3x3のマスのそれぞれ真ん中に必要条件を書き、それぞれの周りの8個のマスに細かい必要事項を書いていく、というものです。


ちなみに大谷選手の場合、ど真ん中に書く一番の目標は『ドラ1八球団』だったそうです。そして、個人的に面白いなぁと思うのが、その目標を達成するための必要条件8個の中に『運』が入っていることです。ちなみに他の項目は『球速160キロ』とか『変化球』とか『体づくり』なので何となく想像しやすいんですが、『運』はちょっと異質に感じます。


一般的に『運』は『ラッキー』と認識されることが多いんじゃないでしょうか。それを必要条件に入れるなんて何事だ、と感じたりしますが、その運を掴むための更に細かい必要条件を8個見てみると思わず納得してしまいます。その8個の条件とは、『あいさつ』『ゴミ拾い』『部屋そうじ』『道具を大切に扱う』『審判さんへの態度』『プラス思考』『応援される人間になる』『本を読む』だそうです。


一見野球に関係なさそうなことも書いてあるのが面白いところです。野球の技術的なこと、フィジカル的なこと、それらに全力を注ぐのは恐らく当然のことだったはずで、その上で最後には運に左右されることを身をもって知っていたんでしょうか。高校生でこのレベルの思考ができるって、本当に凄いですね。


私自身もこれまでの人生で、運が味方してくれたなぁと思ったことが何度もあります。そしてそれらの幸運は、当時はあまり気付いていませんでしたが、宝くじ的な出会い頭の幸運ではなく、やるべきことをやった上での幸運だった気がします。大学卒業のために必要だったインターン先探しも、本当にギリギリのギリギリで決まりましたが、これもやるべきことをやった上での結果だったな、と今なら振り返れます。


また、何にも生み出してなさそうな、毎日拙く書いているこのブログも、実はいくつかの幸運を私にもたらしてくれています。どんな幸運かをここで書くのは遠慮いたしますが、これもやるべきことをやった上での幸運なのかな、と前向きに捉えています。


運を掴む、というのは不可能なようで不可能では無いのかなと思います。もちろん運の種類によりますし、宝くじとかの運を掴むことは不可能だと思いますが、人との出会いだったりは日頃の行いで変わってきたりします。大谷選手に倣って、そういう運を味方に付けられる人間になりたいものです。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。そういう運を、宝くじ的な運と一緒の言葉にしてしまうのは問題があるのかもしれませんね。



南無阿弥陀仏

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