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遠くアメリカからの訃報

11/5のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


国民民主党が躍進したこともあり、103万円の壁について連日ニュースで取り上げられています。7兆円税収が減ってしまうと財務省に言われたあとに、ということは7兆円国民の手取りが増えるんですよね、という玉木代表の返しは何とも絶妙だなと思いました。


私が投票した東京2区からは国民民主党の議員さんを出していないので(自民党議員が当選)、完全に人任せですが、103万円の壁を壊してくれたら喜ぶ人は、特にお寺には多いんじゃないでしょうか。どこまで実現できるかはわかりませんが、頑張ってほしいなと思います。


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遠くアメリカからの訃報

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そんな今日ですが、遠くアメリカから、親戚のおじさんが亡くなったという連絡がありました。厳密には私の母に連絡があり、母から私に話がありました。その方は、生まれは日本ですが仕事の関係で若い頃にアメリカに渡り、そこから50年以上アメリカに住んでいました。


私からすれば、母方の祖父の妹の旦那さんになります。親等から見ると少し遠い親戚に当たるのかもしれませんし、血縁関係があるわけではありませんが、特に留学時代には大変お世話になり、私自身は身近に感じている存在でした。


私が留学している頃は、日本の食品や物品を販売したり、そこで日本食を提供したりするお店をやられていて、夏休みによくお手伝いをさせていただいていました。長期休暇で日本に帰って、大学に戻る前に、英語のリハビリを兼ねたお手伝いでした。


おじさんはカメラが趣味で、使わなくなった一眼レフを頂いたこともあり、そこから少しカメラにハマった時期がありました。ニューヨークのカメラ専門店にも連れて行ってもらったり、絞りやらシャッタースピードやら、写真の撮り方の基礎を教えてもらいました。


あまり多くを語らない方でしたが、気骨があって筋が通っていて男気があって、昭和の良き日本男児のような方だった気がします。小布施の栗羊羹が好きで、日本から行くときは必ずお土産に買っていっていました。


最後にお会いしたのは2017年でしょうか。コロナ禍を挟んでいるので時が止まっているような感覚がありますが、もう7年も前になります。


ただ、娘さんのSNSで最近も良くお見かけしていましたし、日本から遠く離れたアメリカに住んでいたので、正直言うとまだ亡くなられたことを信じられていません。しばらくお会いしていない、の延長線上にいる気がしています。


毎年、家族でアメリカに行って子供たちを会わせたいね、という話はしているのですが、実現できていません。小さい子供たちを連れた短くない移動時間に腰が引け、来年こそはと言うここ数年です。


改めて、会える時に会わないといけないということを教えられました。今度こそ、来年こそはアメリカに行って、おばさんに会い、おじさんのお墓参りに行きたいと思います。出来れば生前にお会いしたかったのですが、本当に残念です。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。



南無阿弥陀仏

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