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頂いた御縁、紡ぐ御縁

9/28のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


実は現在、とあるお寺さんの報恩講のお手伝いのため、札幌に来ています。東京に比べれば気温は低いですが、それでも寒いことはなく、とても過ごしやすい気候です。半袖にジャケット1枚が丁度良しです。


元々は私ではなく父がお手伝いをさせて頂いていたのですが、父が亡くなった事により私にその役が下りてきた形です。父ほどの働きが出来るかは分かりかねますが、早くも明日が最終日、精一杯やらせて頂いております。


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頂いた御縁、紡ぐ御縁

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世襲の世界にいるからかもしれませんが、上記のように、親が亡くなってから新たに紡がれるご縁というものがたくさんあります。今の私の年齢で、副住職をしていて、というままでは、今の自分は有り得なかったと自信を持って言えます。


こう書くと、父が亡くなったことが良いことだったと私が捉えていると思われてしまうかもしれませんが、もちろんそんなことはなく、そういう摂理である、という話です。こういう循環が健全に起こるのが、この世界の成り立ちだったはずです。


偉そうなことを言っていますが、私自身がこういう考えにたどり着いたのも、やはり父が亡くなったことに起因すると思います。そういう経験をしないと、見えてこない景色、わからない感情というのがあるはずです。


そういう意味では、父が亡くなってからは特に、私の人生は私だけの人生ではなくなりました。家族のためであり、お檀家さんのためであり、他のお寺さんのためであり。我ながら様々なものを背負いながら生きているなと思ってしまいます。


特に子供達に対しては、大きな感情を抱いています。この子達を路頭に迷わしてはいけないな。この子達が困るような未来にしてはいけないな、と強く思います。政治家の方々には粉骨砕身の気持ちで頑張っていただきたいものです。


これまで頂いてきたご縁を私で止めることのないように、また紡いでいければと思っています。とはいえ、あまり背負い込みすぎることのないように、引き続き頑張って参ります。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。東京は暑いんでしょうか。



南無阿弥陀仏

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