頭の中のリミッターが厄介
5/15のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
今朝お寺に着くと、池に睡蓮の花が咲いていました。恐らく今年初の開花で、こういったところからも気候が暖かくなったのを感じ取ることができます。
睡蓮を始め、法善寺境内には意外と様々な花が咲きます。木蓮だったり、カイドウだったり、彼岸花だったり、コゴメザクラだったり。季節によって顔が変わりますので、お越しになった際にはそういった面も楽しんでいただけると嬉しいなぁと思います。
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頭の中のリミッターが厄介
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さて、気が付けば5月も中旬ということで、書道の課題提出期限が迫ってきました。今月は全然教室に行けてなくて申し訳ないなぁと思ったのですが、原因はゴールデンウィークと娘の慣らし保育なので、ある意味仕方なしです。なんにせよ、先生方にご心配おかけして申し訳ないのですが。
ということで、今日はお寺で少し課題の制作をしました。筆自体はほぼ毎日握っているのですが、お寺の業務で求められる字のサイズは小ぶりなものばかりですので、大きな紙に(とは言っても今日は半切)大きな字を書くのは久々の感覚でした。
小さい字に慣れると、大きな字を書く、といういかにも簡単そうなことが意外と難しかったりします。太い線を書く、も同じような類で、分かってはいるのになかなか頭のリミッターを外せていない自分に気が付きます。
まだ書道習いたての頃に先生から、『太い線で、余白を潰すのは意外と難しいですよ』と言われ、当時は何が難しいのか分かりませんでしたが、今は何となくそれが分かるようになってきた気がします。
『100メートルを10秒台で走れ』とか『ベンチプレスで100kgあげろ』といった類のことではないのに、どうやら頭のリミッターというのは相当強力らしく、これがとても難しいです。これを克服するためには、強い意識を持った中での反復練習しかありません。
頭の中にリミッターがある以上、書いている内に何となく出来るようになるわけもなく、強い意識を持つことが必須です。それでもすぐ出来ることもないので(天才でもない限り)、反復練習が必要である、というわけです。
ということで、前フリが長くなりましたが、今日の課題制作で書いた字は小ぢんまりしてしまいました。明日はリミッター外せるよう、強い意識を持って書いていきたいと思います。
今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。ほぼ前フリで終わったブログになってしまいました。
南無阿弥陀仏
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