驚かれているなら、まだまだ
7/2のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
今日は日差しが強く、とてもとても暑い１日でした。そんな午後の一番暑い時間帯にお寺の庭にプールを出し、子供たちを水遊びさせ、昼寝なしのまま夕方から早めの夜ご飯に連れて行き、寝かしつけ完了が18時半でした。ご飯食べながら寝そうな瞬間が何度もありましたし（実際下の娘は寝てました）、これだけ早く寝ても朝まで寝てくれることでしょう。
子供の体力は無限と言ったりしますが決してそんなことはなく、ゼロになるまで体力の配分なく全力で走り切る生き物だと思っています。ただそれでも、12時間とかぶっ通しで寝られるので、大人とは違った体力があることも事実です。反対にこちらが振り回されすぎて倒れないように気をつけていこうと思います。
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驚かれているなら、まだまだ
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大谷翔平選手が今日はノーヒットだったみたいで、それは９試合ぶりだったみたいです。６月の暴れっぷりが半端なかったので打たないことが逆に違和感で、それがニュースになっていました。イチロー選手も全盛期には『打っても驚かれない、打たれなかったら驚かれる』と言っていましたが、大谷選手もまさにそんな感じになってきました。
『驚かれない』というのは、当たり前だと思われているということです。サプライズ好きな人がこのブログを見ているのかは分かりませんが、意外とここは盲点で、当たり前のことをきちんとやり続ける、というのは強みになるなぁと思っています。ある種、このブログもそんな感じになってきました。
#もう４年くらい続けています
多くの人が、お寺に『やって当たり前』だと思われていることは、やはり葬儀や年忌法要といった儀式じゃないでしょうか。我々にとってもそれらを行うことが日常化していますし、やって当たり前だと思っているはずです。ただだからこそ手を抜いてはダメで、ひとつひとつ丁寧に積み重ねていかないといけないなぁと思います。
また、自分ではそんなつもりが無くても、慣れてきたことによる『小慣れ感』で手を抜いているように見られてしまうこともあります。ここ私も本当に気を付けなくてはいけないポイントで、改めて足元を見ながらやらないといけません。
反対に、『やって驚かれる』こととしては、お盆にやるかき氷だったり、建替え後に検討しているカフェや〇〇教室的な事業でしょうか。一般的なお寺にとって当たり前ではないため、もしかしたら最初は驚かれるかもしれませんし、それによって初速はあるのかもしれません。
ただ、これもイチロー選手の言葉ですが、『驚かれているなら、まだまだ』です。意外性があるからと言って手を抜いたりせず、そして持続して周りに当たり前だと思わせる。そうやって積み重ねていって、最終的には『驚かれない』ようにならないといけません。覚悟と手間と年月が要る作業ですが、なんか出来そうな気もしています。このブログのおかげかもしれません。
今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。イチロー語録を並べてしまい、すごいイチロー好きみたいになってしまいました。まぁ好きですけど。
南無阿弥陀仏
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