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高級時計の引力

8/19のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


昨日の書道での指導に感化され、今日は少しお寺でも書いてみました。書道教室ほど広い部屋ではないので何枚も書くことは出来ませんが、0よりマシか、という気持ちで書きました。相変わらず下手くそな作品でしたが、積み重ねていくしかありません。引き続き頑張っていきます。


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高級時計の引力 =============


先日、YouTubeでオリエンタルラジオの中田敦彦さんが、腕時計について話をしている動画を見ました。腕時計を着けていた時期もありますが、汗っかきの私には正直不快なもので、今ではほとんど時計を着けていません。当然ながら全然詳しくない分野なのですが、聞き流すにはちょうど良いかなと思い、そんな動画をチョイスしました。


その動画の中では、時計の三大雲上ブランドについて話をされていました。恥ずかしながら全然知らなかったのですが、オーデマ・ピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタン、パテック・フィリップ、の3ブランドをそう呼ぶみたいです。ちなみに私は、これら3つのブランド自体、聞いたことはあるかな?くらいの知識です。


一応動画を見終わって早速その3つのブランドの時計をネットで調べてみました。正直どれも『カッコいいな』とは思えないデザインで、なるほど、こんなものなのかな、という感想でした。ただ値段を見ると、安くても国産の新車くらいの値段がする時計ばかりです。高いものだと一千万、二千万という値段がします。当然ながらどれも全く買える気がしませんが、値段を知ってから時計を改めて見ると、『これはこれでカッコいいのかも』と思えるから不思議です。


普通であれば、安いものを買いたくなるのが性のように思いますが、今回の場合だと値段が高くなったことによって逆に引力が発生しています。全く同じ時計でも、おそらく1万円なら見向きもしませんでしたが、一千万円なら『あれ、良いかも』と思っているわけです。人間ってのは何とも適当な生き物ですね。


こういうことに引っ張られないようにしようね、というのが仏教で言う中道(ちゅうどう)なのでしょうか。お彼岸も近くなってきた今日この頃ですが、改めてそう言った教えを頂けた気がします。


今日もブログをお読み頂きありがとうございました。高級腕時計が似合う男になりたいけど、汗ばまない時計ってないものですかね。



南無阿弥陀仏

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